ヘイトフルエイトを見てきた!

ヘイトフルエイトを見てきました!

タランティーノ映画は全部見てたけど、劇場でみるのは初めて!
地元に映画館がないし金もないから映画はひたすらDVDでみる習慣がしみついてて
都内にきてからも適当なちいさいシネコンに何度かいっただけで、あんまりハマッてなかったんだけど、タランティーノ好きだし、マカロニウエスタンもとても好きで、モリコーネ先生の新規描き下ろし楽曲があるときいて、公開してるうちに見とけと思って見に行った。
そしたら、めちゃめちゃハマって2回見にてきました。とても面白かったので感想をメモしておきます。

キルビルとデスプルーフのジャンクな感じがとくに好きなので、ちょっと地味な感じもしたんだけど、一発バーンとくるより後から気になって仕方なくなるタイプだ。
デスプルーフも、序盤あまりにもながいダベリ話がつづいて、洒落た映像も70年代ライクな趣味丸出し映像もイケてて好きだけど、さすがにこれは大丈夫なのか…面白いのか…!?って思ってみてたけど、最後まで見ると最高にスカーっとするし抜群におもしろいという経験があるので、途中長くても期待してしまう。

お話の感想をかくのでここからはとてもネタバレしています!

面白かったところ。

 
ゆっくりとした時間の流れ
オープニングからモリコーネ先生の新曲メインテーマが流れて、画面いっぱいの雪山の情景とキリスト像がじっくりと映されていて、なんかすでに長い!陰鬱で重苦しい音楽と変化の少ない画面で、とにかくゆっくり時間を使うペース感に引きずり込まれる感覚。
時間の流れがゆっくりな感じは、後期のレオーネ映画っぽさもあるような気がした。
長尺の続・夕陽のガンマンとか、夕陽のギャングたちとか上映時間が3時間弱、で導入や出会いからはじまりエピソードがいくつかあって、ずっと見ていると、アニメを数週間みてだんだんキャラに愛着がわいてくる感覚に似た感じがしてくるんだけど、アニメ換算8~9話分くらいの長さがあるし、なんかそれくらい見た感じがするのも納得できる。

 
とってもながい会話劇
タラ映画は無駄な会話がウリとよく聞くけど、今回の会話劇は、一切ムダがなかった!長いけどストーリーに繋がった無駄のない会話で、内容もキツめのヘイトトークをピリピリした緊張感をかもしながらだったので全然退屈することもなく楽しめた。馬車内での各自のキャラ感と思想がわかるトークや、絞首刑執行人の絞首トークも本筋とばっちり絡んでいて興味深かった、メキシコ人うたがいの序盤のトークも生きてるし、誰かが何か悪いことするやつがいる!という前提だと会話のあやしい部分が気になってくるので、無駄な会話劇ってミステリーにめちゃくちゃ相性いいんだなと感じました!

 
密室ミステリー(?)
ホームページなどで、密室ミステリーとかいていたからそんなに見るジャンルでもないので、どんな感じだろうと思っていたけど、ミステリーか!?これ!?という感じだった。
後半にはサミュエルLジャクソンの推理パートがあり、ミステリーっぽさがでてくるんだけど、犯人はお前だ!みたいなこと言った瞬間に頭ブチ抜いてて、えーっ!ころすの早ーっ!て感じで面白かった。
それにネタバレだけど、結局全員+追加で新キャラがワルだったって、ミステリーなのか!?って感じだけど、別にミステリー目的でいったわけではないので全然OKっていうかそこも面白かった!

 
小ネタ集
長い時間おしゃべりしたりごはんをたべたりしてるワルおじさんチームをずっと見ていることになるんだけど、前半のみんな仲良しをよそおっているあたりは愛嬌もあってとてもおもしろかった。
数回にわたるドアをうちつけろ!コントがくどくてめっちゃよかった!笑
ドアをしめないとみんなめっちゃキレてうるさいし、1枚じゃなくて2枚!とかドアにチョー厳しいのすごい笑うw入ってきた人もわけわかんないし吹雪入るしのグダグダで一生懸命ドアをうちつけてるんだけどドア横のナベとかに頭ぶつけてるのもうけたw

カートラッセルのジョンルースのキャラもよかった。絞首刑にするためにドメルグを連れてるんだけど、結構たのしげに話しかけたりとかギターをひかせたり馬車からおろしてあげたり、全然やさしくはないけどすこしだけやさしい!?!?けどめっちゃ暴力もするおじさん!みたいな変なコミュニケーションがなんかよかったな。賞金首を即殺しないでわざわざ街までつれていくのは、法にかけて絞首をみるためらしいけどそういう道中も趣味なんだろうか…。あとコーヒーがまずいからって床にビッチャビチャすてるのがひどい。

 
あきらかにあやしいおしゃべり下手おじさん
メキシコ人のボブとジョーゲージは初回視聴でもあきらかにあやしいな…とおもったけど、2回目に結末をしってからみてもあまりにもウソがへた。
お母さんとクリスマスをすごすためにやってきていて、ひとりで自分の人生の物語を記しているとかいうの、ウソつくにしてもハートフルすぎて不思議すぎる。「俺って男は、クリスマスにおふくろと過ごすタイプなのさ」みたいな字幕のテロップがなんかすごいおかしかった。

 
おしゃべり上手おじさん
ティムロスの英国人は他二人がウソっぽすぎるため比べるとあやしくないように見えるけどとてもうさんくさい。本業でもないくせに絞首刑についてのトークがすごい

アストラ芦魔
絵やまんがをかきます。あとweb関連のメモなど。

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